月曜日, 2月 15, 2016

窓のない寝室ってどう考える??『ステーションツインタワーズ糀谷』

マンションを作るときに守らなければいけない法律に建築基準法というものがあります。

建物の高さを規定したり、地震時に対する建物の安全性や火災時の避難経路の確保など、さまざまな決まりがあります。


その建築基準法の中では、寝室などの各部屋(法律上は《居室》といいます。)の居住性の基準も定められているんです。


その部屋は人が生活する上で必要な採光が確保されているか??換気が取れているか??などです。


通常、採光(=太陽の光を採り入れる)や換気は窓から行うので、各寝室には窓がついていますよね。


やっぱり、大きな窓があって、太陽の光が降り注ぎ、気持ちのいい風が通り抜けて。。
いいですよね!


でも、条件に制約のあるマンションではそのように窓が確保できない場合も多いため、例外的に、窓がない部屋でも、窓がついている他の部屋に繋がっている場合は、OKなんて決まりもあります。


上記のいずれの基準も満たされていない場合は、間取り図では『寝室』と表記することができません。

そのため、『サービスルーム』などと表記されることが多いです。



この


ステーションツインタワーズ糀谷


の場合、



やはり窓が確保できない間取りがありました。

一つの住宅の中に窓のない部屋が2つあり、一つは窓のあるリビングと繋がった寝室、もう一つはサービスルームとの表記になっています。


※物件HPより。



64m2で間口も限られる中、3つの部屋を確保するために、その内2部屋を窓のない部屋とする割切り。


好き嫌いありますが、子供部屋にするには、窓が全くない部屋はちょっとかわいそうかなぁという気がしますし、趣味の部屋にするなら、『アリ』って気もしますし。。


64m2でこの間口ですと2LDKだと各部屋に窓のある間取りも可能そうですよね。


部屋に窓があるに越したことありませんが、窓より部屋数を優先するのか。。そのあたりも考慮しながら間取りをみていきたいものですね。

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