敷地の条件や様々な法規制により、一般的なマンションの一つの住戸の間口は、6M程度のものが多く、特に大規模な物件になるとそのような間口となる傾向が強いです。
例えば、限られた間口の中で3LDKの間取りを考えると、どうしても田の字プラン(バルコニー側にリビングと寝室が一つ、共用廊下側に寝室が2つ。"田"の字のように部屋が配置される間取り)となってしまいがちです。
田の字プランの最大の欠点は、大きく2つです。
⚪︎共用廊下(いろんな人が通ります。)側に寝室が2つあり、プライバシー性が低い。
⚪︎共用廊下側は、バルコニー側と反対となり、日当りが悪いことがほとんどで、共用廊下側にある寝室の日当りが悪い。
やっぱり、プライバシー性が高く、日当りのよい寝室のほうがいいですよね。
そのためには、共用廊下側に寝室がない間取りにする必要があります。
それが実現されるのが、ワイドスパン住戸(かつ、角住戸であるとさらに良し。)です。
正確な定義はわかりませんが、通常6M程度の間口の住戸が多いのに対し、ワイドスパン住戸は、8〜9M以上の間口があります。
間口が広いと共用廊下側に寝室を配置しない間取りが可能となります。
この
オーベルアーバンツ日暮里
は、ワイドスパン住戸で角住戸が売りの一つで共用廊下側に寝室のない素敵な間取りになっています。
※物件HPより。
どうですか?
リビングや寝室が、玄関のある共用廊下側と反対に並べられ、窓がたくさんあり、共用廊下からの視線が気になることはありません。
また、下記は1LDKの間取りです。
窓が多くプライバシー性もあり、なによりお風呂にまで窓がついています。
素敵ですよね。
※物件HPより。
ワイドスパン住戸の場合、上記のように、窓が多くプライバシー性の高い間取りとなっていることが多いので、ワイドスパンの住戸を見つけたら、それは買い!物件かもしれませんよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿