水曜日, 1月 13, 2016

クレヴィア豊洲 と『14階建てマンションの秘密』

マンションの高さって何で決まると思いますか?

主には建築基準法などによる建物の最高高さの制限や容積率と呼ばれる建物の最大面積の規制(建物の広さの規制)に制約を受けます。
これら以外にもマンションの高さを決めるための細かい規制や条件はあるのですが、ある程度の階数のマンションになると『14階建て』が多いのにお気づきでしょうか?

この


クレヴィア豊洲


においても、物件概要をみていただくと分かるように14階建ての計画になっています。


※物件HPより。

実は、高さや広さなどの建物規模によって、火災時における消防隊の消火活動のために必要な設備が異なってくるため、その点を考慮して14階建てなっている建物が多いのです。
通常、ハシゴ車は10階(約31メートル)程度まで届くものとされており、それ以上の階になると火災時に消火活動用として使用できる『非常用エレベーター』という設備(値段が高いことと、設置スペースが膨大に必要なことが難点です。)の設置が必要になります。
ただし、この規定は各種条件を満たす計画とすれば31メートル+4階分(つまり14階。)までは緩和(設置しなくてよい。)することができます。

コストと設置スペースの有効活用について理解しているデザイナーは、それらを考慮して14階に抑えた建物を計画するわけで、もし『15階建て』なんて建物があったら、その辺りの点が考慮されたデザインになっているか一度確認してみたほうがいいかもしれませんね。


【価格情報※物件HPより 16/1/13時点】
予定販売価格
4,800万円台〜7,900万円台
予定最多価格帯
5,800万円台
管理費等
未定



以上
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他のページでも、どのマンションにも当てはまる知識が書いてありますので、そちらも是非ご覧になってみてください。

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