それぞれの街には、都市計画というものが定められていて、街のこの辺りは住宅地、この辺りは商店などのお店で賑わう所、この辺りは工場などの集まる場所etc、街のマスタープランが存在します。
建物が街作りに与える影響は大きいため、それぞれの都市計画に相応しい建物の形態規制(建物の高さや大きさ、広さなど)が各種法律で定められており、建物の高さについて言えば、その地域ごとに各建物が概ね同じ高さになるような規制をすることで都市計画に相応しい街並みが形成されるようになっています。
(周囲の街並みをみていただくと、低い建物の周りは同じくらい低い建物が多く、高い建物の周囲は高い建物同士がまとまって存在していると思います。)
この
パークコート赤坂檜町ザ タワー
の外観完成イメージを見たときに驚いたのは、そのランドマーク性です。
※物件HPより
上記にあるように、建物は概ね周りの建物と同じ高さになるように都市計画で定められているため、ある1つの建物だけ飛び抜けて高いということは、普通はないのですが、外観完成イメージをみていただくと分かるように、このマンション、周囲から飛び抜けて大きいです。
これは、この建物の敷地の条件がとても恵まれているためです。(各種法規制により高い建物を建てるためには、広い敷地が必要となります。また、港区内には高さの最高限度が定められている場所がありますが、この敷地は定められていません。ちなみに渋谷区、新宿区など高さの最高限度を定めている区は多い。)
つまり、この建物の周囲に同じような高さの建物を作るには、同じくらい広い敷地を入手する必要があるため(現実的には、赤坂檜町ではかなり難しいと思います)、この地域のランドマークとなり(建物の高さの統一という意味での街並みとしての是非はともかく)、かなり希少性の高いマンションになることは間違いありません。
そのデザインについても、新国立競技場のデザイナーとして一躍有名になった隈研吾さんのデザインで、かなり洗練されたものであり、ますます希少性が高いものになりそうです。
※物件HPより
そんなランドマーク性だけを考えても楽しみなマンションだなと思いつつみています。
以上
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他のページでも、どのマンションにも当てはまる知識が書いてありますので、そちらも是非ご覧になってみてください。
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