間取りの中でも部屋の数って重要ですよね。子供が大きくなったら部屋を与えてあげたいとか自分だけの趣味の部屋が欲しいな、たくさんある洋服をしまう専用の部屋を確保したいなetc。。
3LDK(リビングダイニングキッチン+個室3部屋)の間取りの設計って、だいたい住戸面積が75平米以上くらいあるとスムーズに設計(プランニング)できるんです。
当たり前ですが、3LDKにするためには、個室を3部屋計画しなければならないわけで、その他にも玄関、トイレ、お風呂、収納などなど、いろんなスペースが必要です。
当然、各個室はどんな広さでもよいわけでなく、それぞれの個室には最低でもベッドが置けるくらいの広さは必要で、夫婦の寝室用に3室のうち一番大きい部屋は最低でも6畳は欲しいし、一番小さい部屋でも最低でも4畳半は欲しいです。
そんな条件を考慮しながら、住戸面積75平米以下で3LDKをプランニングするとなると、個室以外のスペースのどこかにシワ寄せがでてきてしまうわけで、その限られたスペースの中でいかに工夫していくかが、デザイナーの腕の見せ所ということになります。
この
ザ・パークハウス二子玉川ガーデン
の場合、
なんと60平米台で3LDKの間取りがあります。(D-Etype)
二子玉川という場所柄、子育て世帯などを家族人数の多い世帯をターゲットにした計画です。
※物件HPより。
間取りを拝見し、シワはどの辺りにあるのかなぁと眺めてみると、確かに玄関は上りカマチが斜めに曲がってしまっていますが、その他は、廊下がクランクしていることと、個室のクローゼットが少し小さいのが気になる程度でなかなかの間取り。この程度の間取りのシワで3LDKが手に入るならいいなぁと感心しながらみたりしています。
以上
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他のページでも、どのマンションにも当てはまる知識が書いてありますので、そちらも是非ご覧になってみてください。
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